流山と私

はじめまして。emu.と申します。
子育ても終わり、自由になった時間を楽しみ始めた主婦です。

私が流山市に住み始めたのは30年ほど前のこと。ちょうど第一子が歩き始める頃で、子育てするのに自然豊かで公園が多い静かな環境に惹かれました。当時は、流山と言ってもなかなか認知度が低く「柏の隣です」と必ず付けたものでした😅引越してすぐに市役所に行くのに、小さな子を抱えて、電車をいくつも乗り換えて最後は流山線にトコトコ揺られて、まるで小旅行のようだったことは今でもよく覚えています。それが今では、TXが開通し、グリーンバスも走り交通の便もとてもよくなりました。そしていつの間にか、マスコミでも頻繁に取り上げられるような有名な市になっていましたね。

あの頃は、流山で何かしようという感覚はなく、買い物も遊びも柏や東京などに目が向いていました、というかお店が少なかった?「流山にはヘソがない」とよく言われたそうですが、本当にその通りでした。中心がないから人は集まらない。正直、流山に関心を持つことなく暮らしてましたね。

その後、私は家族の仕事で数年海外に住むことになったのですが、帰国したのが丁度TX開業の年(2005年)でした。開業と言っても、駅があるだけでしたけどね笑。セントラル・パーク駅前は茶色い盛土がまだうず高く残っていて、おおたかの森駅前も何もなくて簡素なロータリーがあるのみ😅。それでも、しばらくいない間にあんな高架の立派な鉄道が出来ていたのには驚きましたが…。とはいえ、その頃はこんなに人口が増えるとは誰も思っていなかったですよね〜。鉄道は出来たけど、本当に大丈夫?的な感想を持つ市民も多かったのでは?

2011年のおおたかの森周辺
調整池やヤオコーもまだ無いですね

街らしくなったのは、やっぱり2007年のおおたかの森S・Cの開業からでしょう。それからは目覚ましい勢いでおおたかの森は発展し今に至っています。それまでは柏まで出かけていた買い物や用事がある程度流山で済むようになり便利になりました。映画も、スポーツクラブも!やっと「ヘソのない市」が中心を持ったということでしょうか。気が付けば、関心は流山にも向き始めていました。

それから10数年が経ち、人口21万を有する市に変貌した流山。ここにきてまた、おおたかの森には新しい商業施設のオープンが続きましたが、コロナ禍の中でのマイクロツーリズムの波に乗って、私の興味はおおたかの森以外の地区に広がりました。南北約10km、東西約6km程とコンパクトなので、移動に時間がかからないことも気にいっています。流山は千葉県の中で5番目に面積が小さいそうですよ。そんな小さな市ですが、それぞれ地域に特徴があり面白いです。西に流れる江戸川の土手。利根運河の自然。歴史のある古い街並みが面白い本町周辺。そして、市内に点在する森。自然豊かなこの地には、遠くまで出かけなくても楽しいところが色々ありました。里山歩きで興味を持った野鳥観察も、流山は適していますよ。

流山の発展の特徴は人にあると書いてあるものを読みました。流山には、人の顔の見えるお店が多いなと感じています。おおたかの森にも、そして周辺の市内あちこちにも個人の素敵なお店がたくさんあるんです。人気の老舗をはじめ、続々と新しいお店も出来ています。今はSNSで情報を発信出来るので、こんなところに?と思うようなところでもお店を開けるんですね。そして、そういうお店のオーナーさんは魅力的なことが多いです。

今回、長年の友人である「流山さんぽ」のお二人に誘ってもらって、このコーナーに投稿することになりましたが、そんな私なりの発見やお勧めを紹介出来ればと思っています。
流山に生まれ育った方。出身は違うけどもう長く住んでいるよという方(←私はここに入るかな)。新しく越してきた方。年代によっても流山に感じることはそれぞれであると思いますので、あくまでも「私の流山」というスタンスでいければと考えています。
素人の拙い文章ですが、お付き合いいただければ嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
もくじ